PRE-SETUP

事前セットアップガイド

研修当日にすぐ演習へ入れるよう、ブラウザで Gemini にログインし、配布データを展開できるところまでを画面付きで進めます。準備はブラウザと配布データの展開だけで、Git や IDE の設定は不要です。所要10〜15分。うまくいかない箇所があれば当日その場で講師がフォローします。

2026年7月29日(水) 午後 [180min]
対面(会議室に集合)
エンジニア 10〜15名
本ガイドの構成
01

このガイドの読み方

所要時間の目安、進め方、当日困ったときの考え方を先に確認します。

02

用意するもの一覧

業務パソコン、ブラウザ、Google アカウント、配布データをまとめます。

03

全体の流れ

これから何を、どの順番で行うかを俯瞰します。

04

Gemini にログインできるか確認

ブラウザで Gemini を開き、質問を1つ入れて返答が来るかを見ます。

05

配布データの展開

配布された圧縮ファイルをデスクトップに展開し、中身を開きます。

06

Google スプレッドシートが使えるか

新規作成と入力を軽く練習します。

07

後半デモで扱うツール

NotebookLM とコーディングエージェントの位置づけを先に確認します。

08

当日の動作確認チェックリスト

前日までに満たしておく項目を確認します。

09

よくあるトラブルと対処

代表的なつまずきと、その場での対処をまとめます。

10

当日の持ち物・注意

当日お持ちいただくものと、心構えをまとめます。

SESSION 01

このガイドの読み方

手を動かす演習はブラウザの Gemini と Google スプレッドシートだけで進めます。新しいソフトのインストールは不要です。当日すぐ演習に入れるよう、ログインと配布データの展開を前日までに済ませておいてください。第2回で作成した自部署のAI活用計画書も手元に開いておいてください。

01 このガイドが目指すゴール

ゴール 1

Gemini にログインできている

ブラウザで Gemini を開き、会社の Google アカウントでログインして、質問を入れると返事が表示される状態です。

ゴール 2

配布データを開ける

配布された圧縮ファイルをデスクトップに展開し、中の説明ファイルを開ける状態です。

ゴール 3

第2回の計画書を手元に

第2回で作成した自部署のAI活用計画書を開き、当日の演習で参照できる状態です。

02 所要時間と進め方

いつまでに研修前日までを目安にお願いします。早めに一度試しておくと安心です。
所要時間10〜15分(ログイン待ちの時間を含みます)
使うもの会社の業務パソコンと、普段お使いの Google Workspace アカウントだけです。IDE やターミナルの準備はいりません。
うまくいかないときまず SESSION 08 のトラブル対処をご覧ください。それでも解決しない場合は、無理に直そうとせず、当日その場で講師がフォローします。どこで止まったかをメモしておいていただけると助かります。
完璧でなくて大丈夫です

準備が途中までしか進まなくても、当日の冒頭に確認の時間を取ります。会社のパソコンの設定によってはログインできない場合もありますが、その判断は情報システム部門に関わるため、こちらで対応します。気負わずに進めてください。

03 画面表示が少し違っても大丈夫

Gemini や Google の画面は更新が速いため、研修直前にはボタンの位置やデザインがこのガイドの図と少し異なる場合があります。位置が多少違っても、押すボタンの名前は大きく変わりません。文字(ボタンの名前)で探してください。

SESSION 02

用意するもの一覧

研修を始める前に、以下がそろっている状態にしてください。それぞれの使い方は SESSION 04 以降で説明します。

項目内容
業務パソコン会社から支給されているパソコンをお使いください。Windows でも Mac でも構いません。
ブラウザGoogle Chrome を推奨します。Microsoft Edge でも利用できます。
Google アカウント会社の Google Workspace アカウント(普段業務で使っているもの)。Gemini はこのアカウントでログインします。
配布データ事務局からお送りする圧縮ファイル(<YYYYMMDD>_handson.zip)。中に当日使う説明ファイルとサンプルコードが入っています。UTF-8 で作成しており、Windows・Mac のどちらでも文字化けしません。
インターネット接続社内ネットワークまたは会場の Wi-Fi。Gemini と Google スプレッドシートにアクセスできる環境。
コーディングエージェントGitHub Copilot・Cursor・Claude Code・Gemini Code Assist などは後半の講師デモで扱います。受講者側のインストールは不要です。すでに業務PCへ導入済みの方が手元で併用する分は任意で構いません。
事前準備はブラウザと配布データの展開だけ

手を動かす演習はブラウザで完結します。Git のインストールやリポジトリ操作、IDE の設定は不要です。普段お使いのブラウザと会社の Google アカウント、そして展開済みの配布データがあれば始められます。

参考リンク

初出のサービスは公式サイトを確認できるようにしておきます。

SESSION 03

全体の流れ

これから行う準備の全体像です。上から順に進めれば完了します。先に流れを把握しておくと、いま自分がどこにいるかが分かり、迷いにくくなります。

ブラウザを開く
Gemini にログイン
配布データを展開
スプレッドシートを開く
動作確認

5つのステップだけです。途中で止まっても、当日に確認の時間を取りますので心配いりません。

SESSION 04

Gemini にログインできるか確認

研修で中心に使う Gemini に、会社の Google アカウントでログインできるかを確認します。質問を1つ入れて、返事が表示されれば準備完了です。

1
ブラウザで Gemini を開く

Google Chrome を起動し、アドレス欄に gemini.google.com と入力して開きます。検索結果から「Gemini」を選んでも構いません。

ブラウザで gemini.google.com を開いた直後の画面
ブラウザで gemini.google.com を開いた直後の画面
2
会社の Google アカウントでログインする

「ログイン」が表示されたら、普段業務で使っている会社の Google アカウント(メールアドレスとパスワード)でログインします。すでにログイン済みの場合は、このまま次に進めます。複数のアカウントが表示されたときは、会社のアカウントを選んでください。

会社の Google アカウントでログインできている状態。画面右上や左下で、ログイン中のアカウントを確認できます
会社の Google アカウントでログインできている状態。画面右上や左下で、ログイン中のアカウントを確認できます
3
質問を1つ入れて返事を確認する

画面下の入力欄に「自己紹介してください」など簡単な質問を入力し、送信します。文章が返ってくれば、Gemini が使える状態です。これで確認は終わりです。

質問を送信し、Gemini から返答が表示された画面
質問を送信し、Gemini から返答が表示された画面
開けない・ログインできないとき

会社のパソコンやネットワークの設定によって Gemini が開けない場合があります。これは情報システム部門での判断が必要なため、ご自身で設定を変えようとせず、そのままにしておいてください。当日その場で講師が確認します。どの画面でどんなメッセージが出たかをメモしておいていただけると、対応が早くなります。

SESSION 05

配布データの展開

事務局からお送りする圧縮ファイル(ZIP)を展開し、中の説明ファイルを開けるかを確認します。当日のサンプルデータがこの中に入っています。

1
配布ファイルをデスクトップに置く

事務局からお送りした圧縮ファイル(<YYYYMMDD>_handson.zip)を、デスクトップなど分かりやすい場所に保存します。メールやファイル共有のリンクから受け取った場合は、いったんダウンロードしてください。

2
圧縮ファイルを展開する

Windows では圧縮ファイルを右クリックして「すべて展開」を選びます。Mac では圧縮ファイルをダブルクリックすると展開されます。展開すると、同じ名前のフォルダが作られます。

_handson/
├── README.md                 … まずこれを開く
├── handson_guide.md          … 当日の演習ガイド
├── demo_data/                … 演習で使うサンプル(要件メモ・レビュー対象コードなど)
├── templates/                … 記入用テンプレート(AI活用マップ・チームルール雛形など)
├── hints/                    … 各演習の答え合わせ用
└── _reference_完成例/         … 研修中は開かない

展開するとこの形のフォルダができます。当日はまず README.md を開きます。_reference_完成例/ は答えにあたるため、研修中は開かないでください。

3
説明ファイルを開く

展開したフォルダの中にある説明ファイル(README など)を開きます。当日に何を使うかが書かれています。内容を読む必要はまだありません。開けることだけ確認できれば十分です。

配布データに実データは入れないでください

サンプルはすべて架空のものです。健診結果や契約番号、お客様の氏名、社内システムの認証情報など、実際の個人情報・顧客情報・機密情報をこのフォルダやコードに混ぜないでください。研修中も同様です。配布データは UTF-8 で作成しているため、Windows・Mac のどちらで展開してもファイル名や日本語が文字化けしません。

SESSION 06

Google スプレッドシートが使えるか

研修では全員が1枚の Google スプレッドシート(クラス共有シート)に書き込みながら進めます。新しいシートを作る操作を軽く練習しておきます。

1
スプレッドシートを新規作成する

ブラウザで docs.google.com/spreadsheets を開き、「空白のスプレッドシート」を選びます。会社の Google アカウントでログインした状態で開いてください。

Google スプレッドシートで空白のシートを新規作成した画面
Google スプレッドシートで空白のシートを新規作成した画面
2
セルに文字を入力してみる

適当なセルをクリックして、自分の名前や「テスト」など何か文字を入れてみます。入力した内容が自動で保存されることが分かれば十分です。

3
練習用シートは消して構いません

練習で作ったシートはそのまま閉じても、削除しても構いません。当日は講師が用意したクラス共有シートのリンクをお伝えします。

クラス共有シートとは

研修中は、全員が同じ1枚のスプレッドシートの自分の行に進み具合(やってみた・つまづき中・できた)を書き込みます。発表やグループでの作業はありません。自分のペースで進めながら、書き込みで状況を共有する形です。

SESSION 07

後半デモで扱うツール

研修の後半では、講師の画面で NotebookLM とコーディングエージェントを実演します。いずれも受講者側の事前インストールは不要です。位置づけだけ先に把握しておいてください。

01 NotebookLM(事前ログインは任意)

NotebookLM は、社内ドキュメントを読み込ませて要約や質問応答を行うツールです。後半のデモは講師の画面で表示するため、受講者の事前ログインは必須ではありません。手元でも試してみたい方は、会社の Google アカウントで notebooklm.google にアクセスし、開けるかだけ確認しておいてください。開けなくても当日の受講に支障はありません。

全員必須の準備ではありません

NotebookLM は講師デモ中心で扱います。事前ログインができなくても、当日の演習には影響しません。

02 コーディングエージェント(インストール不要)

GitHub Copilot・Cursor・Claude Code・Gemini Code Assist といった、エディタ上でコードを提案・生成するツールは、後半の講師デモで世界観を共有します。受講者側でのインストールや設定は不要です。すでに業務PCへ導入済みの方は、デモを見ながら手元で併用していただいても構いません(任意)。導入していない方はデモの視聴だけで問題ありません。

当日までに新しく入れておく必要はありません

手を動かす演習はすべてブラウザの Gemini で行います。コーディングエージェントの導入を前提とした準備はありませんので、無理にインストールしないでください。

SESSION 08

当日の動作確認チェックリスト

研修前日までに、次の項目を満たしているか確認してください。すべてにチェックが付けば準備完了です。

全部できなくても大丈夫

チェックが付かない項目があっても、当日の冒頭で一緒に確認します。特に Gemini が開けない場合はパソコンやネットワークの設定が関係することが多く、こちらで対応しますのでご安心ください。

SESSION 09

よくあるトラブルと対処

準備中につまずきやすい点と、その場でできる対処をまとめます。解決しない場合は当日に講師がフォローします。

Gemini にログインできません
まず、ログインに使っているのが会社の Google アカウントかを確認してください。複数のアカウントを使っている場合は、画面右上のアイコンから会社のアカウントに切り替えます。それでもログインできないときは、パソコンやネットワークの設定が関係している可能性があります。ご自身で設定を変えず、そのままにして当日お知らせください。
画面に Gemini が見当たりません
アドレス欄に gemini.google.com と直接入力して開いてください。検索した場合は、検索結果の中から「Gemini」と書かれたリンクを選びます。会社のアカウントによっては Gemini が表示されない設定になっていることがあります。その場合は当日に確認しますので、無理に探さなくて構いません。
会社のパソコンで開けません
会社のパソコンは、安全のために一部のサイトへのアクセスが制限されていることがあります。これは情報システム部門の設定によるもので、受講者ご自身では変更できません。設定を変えようとせず、当日に「開けなかった」とお伝えください。会場の環境やこちらの用意で対応します。
返事が日本語で返ってきません
質問の文末に「日本語で答えてください」と書き添えると、日本語で返ってきます。それでも英語のままのときは、いったん新しい会話を始めて、最初の質問を日本語で入力してみてください。当日も日本語での使い方を一緒に確認します。
SESSION 10

当日の持ち物・注意

準備お疲れさまでした。最後に、当日お持ちいただくものと心構えをまとめます。

01 当日の持ち物

業務パソコン会社支給のもの。電源アダプターも忘れずにお持ちください。
Google アカウント会社の Google アカウントにログインできる状態。パスワードが必要になる場合があります。
AI活用計画書第2回で作成した自部署のAI活用計画書。当日の演習で参照します。
手間に感じる作業普段の開発で手間だと感じている作業を1つメモしてきてください。冒頭で共有する時間を取ります。AI 利用の有無は問いません。

02 心構え

試行錯誤を前提に進めます

この研修は、正解を一発で出すことより、AI への指示を変えると出力がどう変わるかを手を動かして確かめることを重視します。思ったとおりの答えが返ってこなくても問題ありません。普段の開発の文脈に引き寄せながら、気軽に何度も試してください。

03 個人情報・顧客情報は入れない

演習では架空のデータ・コードだけを使います

健診結果、契約番号、お客様の氏名、社内システムの認証情報や本番コードなど、実際の個人情報・顧客情報・機密情報は Gemini に入力しないでください。研修で使うサンプルコード・データはすべて架空のものを用意しています。判断基準は当日の本編でくわしく説明します。

準備で困ったときは

このガイドのトラブル対処(SESSION 08)で解決しない場合は、無理に進めず当日にお知らせください。研修当日は講師が会場を巡回し、クラス共有シートで進み具合を見ながらフォローします。詰まったら手を挙げてください。

参考(公式)